美容師国家試験とは？ 美容師国家試験について絶対知っておきたい事

美容師国家試験は、美容師を目指すのなら避けて通る事ができないものです。

美容師になりたいという方はたくさんいると思いますが、美容師の免許を取得するためには美容師国家試験に合格しなければなりません。美容師への道は決して簡単なものではありません。そして美容師国家試験に合格したからといっても、それで安泰だというわけではありません。

美容師になるためには、単純に技術があれば良いというわけではありません。無資格で美容師業をしている事がバレたら大変な事になってしまいますので、くれぐれも気を付けるようにしてください。

そんなバカな事をするわけがないと思う方もいますが、実際にそれが原因で摘発された美容師もたくさんいるのです。美容師に興味があって、独学でしっかり勉強したから大丈夫だというものではない事を理解しましょう。

美容師国家試験を受けるチャンスは年に2回あります。
それぞれ夏と冬になっており、筆記試験と実技試験があります。受験するためには、美容師専門学校を卒業する事が前提となっています。ここが面倒なので無免許美容師が出てくるのかもしれませんね。

ちなみに受験料は31,575円で、その内訳は実技試験が17,775円で筆記試験が15,375円となっています。1次・2次という区分はありませんので、どちらか片方に合格する事ができれば、次回は合格したほうを免除されるというシステムになっています。

美容師国家試験はしっかりと勉強していれば合格は難しくありません。自分の夢を叶えるためにもしっかりと勉強して臨むようにしましょう。

美容師国家試験に力を入れている学校の見付け方 美容師国家試験について絶対知っておきたい事

美容師国家試験対策に力を入れている学校の見分け方というのは、美容師を目指している方にとってはとても気になる事だと思います。

美容師国家試験へ合格する事は、自分達の学校の最終目標なのだから力を入れるのは当たり前です。しかし、そういった中でも特に力を入れている学校という意味なので、美容子か試験対策を適当にやっている学校があるという事ではありません。この点は各学校によって差が出る所なので、じっくりと探した方が良いと思います。

自分の通える範囲にある美容師専門学校が1つしかないという場合、どの学校が良いのか探しても意味はないかもしれませんが、余裕があるのならあえてそちらに通うという選択肢もありだと思います。ですが最終的に合格するか否かは自分次第だという事を忘れないでください。

美容師国家試験の合格率が良い所を選ぶというのは、シンプルですが有効的な方法です。各学校の合格率をまとめたホームぺージがありますので、そちらを参考にしてみると分かりやすいと思います。

しかしそれだけでは、美容師国家試験対策に力を入れているかどうかというのは分かりません。例えば、模擬試験を何度も行うという事や、現役中に合格できなかったとしてもアフターフォローがしっかりとしている(次回の試験対策をしてくれる)等があると思います。

一番良いのは、その美容師専門学校を卒業した人に話を聞くという事です。もしこれから美容師専門学校を探すという方がいるのであれば、OBに話を聞く事ができればありがたいですね。

美容師国家試験の課題変更 美容師国家試験について絶対知っておきたい事

まだ先の話ではありますが、平成23年に行われる第23回美容師国家試験から実技試験の課題が変更されるようです。ちなみにこの事が決まったのは2007年ですので、かなり前から決められていたようです。

決まっていたのだからすぐに対応しても良いのではと思ってしまいますが、各所での対応とかで時間がかかってしまうのでしょうか。さすがに美容師国家試験や美容師専門学校の内情についてまでは分かりませんので、実際の所はなんとも言えませんけどね。

今回の課題変更で重要視されているのはパーマネントウェーブです。現行の試験課題ではカッティングに重きが置かれていますが、時代が求めるニーズ等を吟味した結果が今回の美容師国家試験での新課題登場という結果なのかもしれませんね。

パーマネントウェーブは、スタイル性を考慮した課題になるように構成の見直しを行い、フロントは左の生え際から右斜め後方に巻くスタイルへ。

ヘアセッティングは現行の物を引き続き採用するが、ローラーカールセッティングはワインディングと技術類似点が多い事から廃止されるそうです。

カッティングはボブスタイルからレイヤースタイルへと変更。応用性と実用性を考慮した結果とされています。

実際に課題が変更されるまでまだまだ時間がありますので、もしかしたら細かな所でまた変化があるかもしれません。今年(平成21年度)入学の方は、美容師国家試験での課題変更後の受験生第一号になると思います。

どちらにせよ自分が持てる技術を発揮して、最善を尽くすのが試験への挑み方なので、この事だけは忘れないようにしましょう。